デイリータダラフィルはオンライン診療で処方される?受診の流れと院ごとの違い

この記事の要点

  • デイリータダラフィルは、オンライン診療で医師の診察を受けて処方される形で扱われています。処方するかどうかは、医師が診察で判断します。
  • 厚生労働省の指針は、映像と音声での診察、本人確認、飲んでいる薬の確認を求めています。ED治療薬は、禁忌の確認が不十分なまま処方する例として指針に名指しされています。
  • 院ごとに、処方される薬(用量・国内承認薬の明記)、診察料・送料、契約の形、診察の方法が違います。EDを目的とした処方は自由診療です。

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  1. 0:00 はじめに
  2. 0:30 オンライン診療の流れ
  3. 0:47 受診の日時
  4. 1:16 問診票
  5. 2:35 本人確認
  6. 2:45 医師の診察
  7. 3:04 処方
  8. 3:43 安全のために
  9. 4:38 まとめ
目次
  1. 結論:処方の前に、映像と音声の診察と、禁忌の確認があります
  2. 受診の流れ:5つの段階
  3. 院ごとに違うところ
  4. よくある質問
  5. 出典と確かめた日
  6. 本治療に関する注意事項

公開日 / 最終更新日 / 料金の確認日

デイリータダラフィル(低用量のタダラフィルを毎日飲む方法)は、 オンライン診療で医師の診察を受け、処方される形で扱われています。 処方されるかどうかは、医師が診察で判断します。

このページでは、受診の流れを厚生労働省「オンライン診療の適切な実施に関する指針」(令和8年4月改訂)に沿って整理し、 院ごとに違うところをまとめます。 用法・承認・費用の全体はデイリータダラフィルにまとめています。

結論:処方の前に、映像と音声の診察と、禁忌の確認があります

指針・添付文書で決まっていること
診察のしかた 映像と音声をリアルタイムでやりとりする。文字・写真・録画だけでは完結しない
本人確認 初診は、原則として顔写真付きの身分証明書
飲んでいる薬 診察で、いま飲んでいる薬を聞かれる。患者は正確に伝える
ED治療薬 禁忌の確認に十分な情報が無いまま、オンライン診療だけで処方する例が「不適切な例」として名指しされている
処方されない場合 必要な情報が得られないと医師が判断すれば、オンライン診療を中止して対面の診察になる

(出典:オンライン診療の適切な実施に関する指針 平成30年3月・令和8年4月改訂/厚生労働省。2026年10月26日に原文で確認)

オンラインでの処方が約束されている仕組みではありません。 EDを目的に毎日飲むのは適応外使用で、自由診療(保険適用外)です。

受診の流れ:5つの段階

院によって画面や順番は違いますが、指針に沿うと、おおむね次の段階を通ります。

段階 すること 指針の該当箇所
1. 予約 日時を選び、予約する。かかりつけ以外の医師の初診では、診療の前に相談の手順が置かれることがある (2) 適用対象
2. 問診票 飲んでいる薬・持病・アレルギーなどを答える (5) 薬剤処方・管理
3. 本人確認 初診では、顔写真付きの身分証明書などで確認する。医師も氏名を示す (4) 本人確認
4. 診察 カメラとマイクを使い、映像と音声で医師と話す (6) 診察方法
5. 処方・受け取り 医師が処方を判断する。処方されたら、決済と配送の手続きに進む (5) 薬剤処方・管理

それぞれの指針の原文と、身分証や通信環境の細かい決まりは オンライン診療で処方を受けるにはにまとめています。

1. 予約:オンライン診療にならない可能性も案内されます

指針は、初診からのオンライン診療を「原則として『かかりつけの医師』が行うこと」としています。 かかりつけ以外の医師が初診を行う場合に置かれる診療前相談について、指針は 「結果としてオンライン診療が行えない可能性があること」を、あらかじめ患者に十分周知するよう求めています((2) 適用対象)。

2. 問診票:禁忌を確かめるための質問です

デイリータダラフィルの問診で聞かれることは、電子添文の「禁忌」に沿っています。 タダラフィル錠5mgZA「サワイ」の電子添文の禁忌は、次の6つです。

  1. 成分に対する過敏症の既往歴
  2. 硝酸剤又は一酸化窒素(NO)供与剤(ニトログリセリン、亜硝酸アミル、硝酸イソソルビド、ニコランジル等)を投与中
  3. 可溶性グアニル酸シクラーゼ(sGC)刺激剤(リオシグアト)を投与中
  4. 心血管系の障害(不安定狭心症、心不全(NYHA分類Ⅲ度以上)、コントロール不良の不整脈・低血圧・高血圧、最近3ヵ月以内の心筋梗塞、最近6ヵ月以内の脳梗塞・脳出血)
  5. 重度の腎障害
  6. 重度の肝障害

(出典:タダラフィル錠2.5mgZA「サワイ」/5mgZA「サワイ」電子添文 2. 禁忌。2024年5月改訂・第2版。2026年10月26日にPMDAで確認)

指針は、「医師は、患者に対し、現在服薬している医薬品を確認しなければならない」とし、 患者の側にも正確な申告を求めています((5) 薬剤処方・管理)。 さらに、してはならない例として、次の一文を挙げています。

勃起不全治療薬等の医薬品を、禁忌の確認を行うのに十分な情報が得られていないにもかかわらず、オンライン診療のみで処方する例。

((5) 薬剤処方・管理 ④不適切な例)

問診票に答える手間が多く感じられても、ここで集めた情報が処方の判断のもとになります。 市販薬やサプリメント、ほかのED治療薬も含めて、飲んでいるものはすべて書いてください。

3〜4. 本人確認と診察:映像と音声でやりとりします

指針は、「リアルタイムの視覚及び聴覚の情報を含む情報通信手段を採用すること」とし、 「文字、写真及び録画動画のみのやりとりで完結してはならない」としています((6) 診察方法)。 カメラとマイクが使えるスマートフォンかパソコンを用意し、周りに人のいない場所で受けます。

5. 処方:医師が判断し、処方されないこともあります

指針は、必要な情報が得られていると判断できない場合は、 「速やかにオンライン診療を中止し、直接の対面診療を行うこと」としています((6) 診察方法)。 また、初診では「基礎疾患等の情報が把握できていない患者に対する8日分以上の処方」を行わないこととしています((5) 薬剤処方・管理)。

1回に何ヶ月分が処方されるか、どの用量になるかは、診察の内容と各院の決まりによります。

院ごとに違うところ

オンライン診療の決まりは同じでも、院ごとに違うところがあります。 受診の前に、次の点を各院の公式サイトで確かめると、比べやすくなります。

違うところ 確かめ方
処方される薬(2.5mg・5mg・それ以外の用量、単剤か合剤か) 下の表の用量の区切り
公式サイトに「国内承認薬」と明記しているか 下の表の「国内承認薬の明記」の列
薬代の決まり方(定期便・都度の購入・まとめての購入) 下の表の「料金の条件」の列
薬代のほかにかかる費用(診察料・送料) 下の表の「診察料」「送料」の列
契約の期間(何ヶ月から申し込めるか) 下の表の「最低契約期間」の列
支払い方法 下の表の「支払方法」の列
診察の方法(ビデオ通話・電話・チャット)と予約の窓口(Web・LINE) 各院の公式サイト(書き方が院ごとに違う)
薬の受け取り方(配送先・届くまでの日数) 各院の公式サイト

用量の違いはデイリータダラフィル 2.5mg 5mg、 「国内承認薬の明記」の意味は国内承認 タダラフィルにまとめています。

デイリータダラフィルの料金比較
クリニック 月額 料金の条件 1回あたり 12ヶ月総額 診察料 送料 最低契約期間 国内承認薬の明記 支払方法
2.5mg(国内で承認されている規格)Mendは2.5mgを扱っていません。
クリニックフォアデイリータダラフィル2.5mg(1日1錠) 5,346円 定期配送 178円(試算) 64,152円(参考値) 1,650円 別途 550円 1ヶ月 明記あり クレジットカード、デビットカード、Paidy(あと払い)、GMO後払い、Jamm(銀行引き落とし)、Amazon Pay
スマクリED国内薬 タダラフィル2.5mg(1日1錠) 6,980円 3ヶ月配送 232円(試算) 83,760円(参考値) 無料 込み 3ヶ月 明記なし クレジットカード、プリペイドカード、Amazon Pay、銀行振込、GMO後払い
5mg(国内で承認されている規格)
Mend当院タダラフィル5mg(1日1錠) 2,980円 12ヶ月契約時 99円 35,760円 無料 込み 1ヶ月 明記あり クレジットカード、PayPay、銀行振込
すぐ薬国内製タダラフィルOD錠5mg(1日1錠) 5,416円(試算) 6ヶ月ごとの定期便 181円 65,000円(参考値) 無料 込み 1ヶ月 明記あり(販売名まで記載) クレジットカード、銀行振込
スマクリED国内薬 タダラフィル5mg(1日1錠) 6,980円 3ヶ月配送 232円(試算) 83,760円(参考値) 無料 込み 3ヶ月 明記なし クレジットカード、プリペイドカード、Amazon Pay、銀行振込、GMO後払い
DMMオンラインクリニック国内製タダラフィル錠5mg(1日1錠) 13,750円〜16,500円 プランにより異なる(公式ページの記載は1ヶ月あたりの幅のみ) —(公式ページで確認できず) —(公式ページで確認できず) 無料 別途 550円 1ヶ月 明記あり クレジットカード、DMMポイント、PayPay
3.5mg / 6mg(国内に承認されている規格がない・海外製)国内未承認の医薬品です。
スマクリEDタダラフィル6mg(1日1錠) 3,980円 3ヶ月配送 132円(試算) 47,760円(参考値) 無料 込み 3ヶ月 国内未承認と明記 クレジットカード、プリペイドカード、Amazon Pay、銀行振込、GMO後払い
ユナイテッドクリニック海外製 低用量タダラフィル3.5mg(1日1錠)大阪なんば院など実店舗でも受けられます 4,980円 再診時 166円 59,760円(参考値) 無料 込み 1ヶ月 国内未承認と明記 クレジットカード、コンビニ決済、代金引換
参考:配合剤(単剤との比較ではありません)タダラフィル単剤ではなく他成分との配合剤のため、 単剤の料金とは比較できません。
イースト駅前クリニックタダラフィル2.5mg+亜鉛10mg 合剤(1日1錠) 8,910円 1ヶ月分(都度購入) 297円(試算) 106,920円(参考値) 無料 別途 1,100円 1ヶ月 院内で調剤した配合剤 クレジットカード、代金引換
  • 2026年10月14日時点の各公式サイト掲載内容です。最新の価格は各公式サイトでご確認ください。
  • 用量ごとに行をまとめています。用量が違うものは条件が違うため、用量のまとまりをまたいだ順位は付けていません。
  • 並び順:各用量のまとまりの中で、月額が低い順。
  • 価格はすべて税込です。表の金額は薬代のみで、診察料・送料は含みません(各列をあわせてご確認ください)。
  • 試算:当メディアが総額を錠数などで割って出した金額です。1円未満は切り捨てています。「試算」の無い金額は、公式サイトの表記をそのまま載せています。
  • 参考値:12ヶ月分のプランがないため、月額を12ヶ月分に換算した参考値です。各クリニックが提示している金額ではありません。
  • 「〜」:公式サイトが1ヶ月あたりの料金を幅で示しているクリニックです。並び順は幅の下限で決めています。プランごとの金額は公式サイトでご確認ください。
  • 配合剤はタダラフィル単剤ではないため、単剤の料金とは比較できません。
  • いずれも自由診療(保険適用外)です。ED目的でのタダラフィル連日服用は国内で承認された用法ではありません。
  • 「—」は公式サイトで確認できなかった項目です。
  • 国内承認薬の明記:各院が処方する薬について、公式サイトが国内で承認されている医薬品だと明記しているかを、公式サイトの文言から載せています。薬そのものを当メディアが調べた結果ではありません。「販売名まで記載」は、販売名または製造販売元まで書かれている院です。『明記あり』は、ED目的の低用量連日服用が国内で承認されているという意味ではありません。国内にはED(勃起不全)の効能を持つタダラフィル製剤もありますが、その承認用法は性行為の前の服用です。国内承認品であっても、ED目的で毎日飲む使い方は国内で承認された用法ではありません(適応外使用)。2026年10月21日時点です。
  • 支払方法:各院の「特定商取引法に基づく表記」の支払方法の欄(読めない院は公式サイトのよくある質問)から、オンライン診療で使えるものを載せています。2026年10月2日時点です。

表の読み方はデイリータダラフィルの料金比較にまとめています。

よくある質問

デイリータダラフィルは、初診からオンラインで処方してもらえますか

医師が診察で判断します。 指針は、初診からのオンライン診療を原則としてかかりつけの医師が行うこととし、 既往歴・服薬歴などの情報が把握でき、医師が可能と判断した場合にも実施できるとしています。 初診では、基礎疾患等の情報が把握できていない患者に8日分以上の処方を行わないこととされています。

問診票に正直に答えると、処方されないことはありますか

あります。 禁忌にあたる場合や、必要な情報が得られないと医師が判断した場合です。 禁忌は、飲み合わせや持病によって重い副作用が起きるおそれがあるために定められています。 処方を受けるために事実と違う答えをするのは、ご自身の安全のためにやめてください。

家族や同居している人に知られずに受けられますか

このページでは約束できません。 指針は、プライバシーが保たれるよう、 外部から隔離された空間でオンライン診療を受けることを求めています。 薬の届け方や梱包の扱いは院によって違うので、各院の公式サイトでご確認ください。

飲んでいる薬は、どう伝えればよいですか

問診票と診察で、飲んでいるものをすべて伝えてください。 市販薬やサプリメント、ほかのED治療薬も含みます。 指針は、医師は患者が現在服薬している医薬品を確かめなければならないとし、患者の側にも正確な申告を求めています((5) 薬剤処方・管理)。

オンライン診療でも保険は使えますか

EDを目的とした処方は自由診療(保険適用外)です。 オンラインか通院かで変わりません。 制度の説明はタダラフィル 保険適用にあります。

出典と確かめた日

指針や添付文書は改訂されることがあります。受診の前に、各院の公式サイトでもご確認ください。

オンライン診療の料金の表(7院)

各院の公式サイトの掲載内容を、上の日に確かめました。料金の改定などで内容が変わることがあります。申し込みの前に各院の公式サイトでご確認ください。

本治療に関する注意事項

  • 本治療は自由診療(保険適用外)です。費用は全額自己負担となります。
  • タダラフィルは国内で勃起不全(性行為の前に服用する用法)や前立腺肥大症等の治療薬として承認されていますが、 ED治療を目的とした連日服用は国内で承認された用法ではなく、適応外使用です。
  • 適応外使用のため、重篤な副作用が生じた場合も 医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。
  • 本サービスは20歳以上の方を対象としています。
  • 服用の可否は医師の診察により判断されます。自己判断で服用しないでください。
  • 硝酸剤(ニトログリセリン等)やリオシグアトを使用中の方、重度の心疾患・肝障害がある方などは服用できません。 毎日飲む用法の製品では、重度の腎障害がある方も服用できません。 条件は製品ごとに異なるため、医師が添付文書の禁忌で確認します。
  • 亜硝酸系の吸入剤(ラッシュ・ポッパーズ等)を使用している方、または使用する予定のある方は服用できません。 併用すると急激な血圧低下を起こすおそれがあるためです。
  • 効果・副作用には個人差があります。
  • 諸外国の情報:米国ではEDに対し、タダラフィル2.5mgを1日1回服用し、 効果と忍容性に応じて5mgに増量する用法が承認されています。EUでも2.5mg・5mgの1日1回の用法があります。 海外の添付文書でも、硝酸剤との併用による過度の血圧低下、持続勃起、突然の視力・聴力の低下、 心血管系の事象などへの注意が示されています。 海外での承認は、日本でのED目的の連日服用の承認や、すべての方に対する安全性を意味するものではありません。

お問い合わせ先:info@medical-ishin.com