タダラフィル3.5mgとは?国内で承認されている規格との違い

この記事の要点

  • 3.5mgは、国内で承認されている規格ではありません。3mg・6mgも同じです。
  • 国内で承認されている規格は添付文書に記載があります。本文で並べて整理しています。
  • 承認されていない規格は、入手経路を当メディアでは確認できていません。
目次
  1. 結論:3.5mgは、国内で承認されている規格ではありません
  2. なぜ3.5mgという規格があるのか
  3. 制度の上で何が変わるのか
  4. 個人輸入の通販で見かける製品との違い
  5. 料金の比較では、承認の有無で行を分けています
  6. よくある質問
  7. 出典と確かめた日
  8. 本治療に関する注意事項

公開日 / 最終更新日 / 料金の確認日

デイリータダラフィルを扱うクリニックの料金表を見ると、 2.5mgや5mgのほかに「3.5mg」という規格が出てくることがあります。

このページでは、3.5mgが国内で承認されている規格と何が違うのかを整理します。

結論:3.5mgは、国内で承認されている規格ではありません

国内で承認されているタダラフィル錠の規格は、次の4つだけです。

製品 規格 承認されている効能・効果
ザルティア錠 2.5mg / 5mg 前立腺肥大症に伴う排尿障害
シアリス錠 5mg / 10mg / 20mg 勃起不全

(出典:PMDA 医療用医薬品 情報検索(一般名処方マスタ 2590016F1))

(肺高血圧症の治療薬アドシルカ錠もタダラフィル錠で、規格は20mgです。ED・前立腺肥大症とは別の薬のため、この表には入れていません。)

3.5mgは、この中にありません。 3mg・6mgも同じです。

3.5mgを処方しているクリニックの公式サイトには、海外製の製剤であることが書かれています。 国内では承認されていない規格です。

6mgについてはタダラフィル 6mgで、 6mgを処方しているクリニックの公式サイトの記載とあわせて整理しています。

なぜ3.5mgという規格があるのか

承認されている規格のうち、低用量にあたるのはザルティア錠の2.5mgと5mgで、その間がありません。

海外製の3.5mgは、この間にあたる数字です。 ただし、mgの数字が近いことと、同じように扱えることは別です。

  • 製造しているメーカーが違います
  • 国内で審査を受けていません
  • 添付文書(国内の公的な文書)がありません

「3.5mgは2.5mgより効く」「5mgより弱い」という書き方はしません。 規格の数字だけでは比べられないためです。

制度の上で何が変わるのか

国内で承認されている医薬品と、承認されていない医薬品では、 制度上の扱いが変わります。 以下は、その違いです。

医薬品副作用被害救済制度の対象

国内で承認された医薬品を適正に使用して重篤な副作用が生じた場合、 医薬品副作用被害救済制度による給付の対象になることがあります。

未承認の医薬品は、この制度の対象外です。

なお、国内承認薬であっても、ED目的での連日服用は適応外使用にあたるため、 救済制度の給付の対象とならない場合があります。 PMDAが個別の事例ごとに判断するため、給付を保証することはできません。

情報の入手先

国内で承認されている医薬品には、添付文書があります。 用法・用量、副作用の頻度、併用してはいけない薬が日本語で公開され、 誰でもPMDAのサイトで読めます。

未承認の規格には、これにあたる国内の文書がありません。 何を根拠に判断するかを、処方するクリニックに確認する必要があります。

入手経路

未承認の医薬品を用いる場合、 どの国から、どのような経路で入手したものかが問われます。 クリニックによっては公式サイトに記載しています。

個人が自分で輸入する場合は、これとは別の話になります。 そちらについては次の節で触れます。

個人輸入の通販で見かける製品との違い

タダラフィルのジェネリックは海外でも製造されており、 個人輸入の通販サイトで海外製の製品が扱われています。

クリニックが処方する海外製の規格と、個人が通販で買う製品は、 同じ国で作られていても経路が違います。

  • クリニック:医師が診察したうえで処方する
  • 個人輸入:診察がなく、届いたものが何かを自分で確かめられない

この違いについては タダラフィルの通販は危険?個人輸入で起きうることで 公表されている情報を整理しています。

料金の比較では、承認の有無で行を分けています

このメディアの比較表では、 国内で承認されている規格と、承認のない規格を同じ並びに置いていません。

用量ごとに区切りを作り、区切りをまたいだ順位は付けていません。 条件が違うものを1列に並べると、金額だけが比較されてしまうためです。

表では用量のまとまりごとに見出しの行を置き、各プランがどちらなのかを示しています。 料金の全体像は デイリータダラフィルが安いクリニックの比較に まとめています。

デイリータダラフィルの料金比較
クリニック 月額 料金の条件 1回あたり 12ヶ月総額 診察料 送料 最低契約期間 国内承認薬の明記 支払方法
2.5mg(国内で承認されている規格)Mendは2.5mgを扱っていません。
クリニックフォアデイリータダラフィル2.5mg(1日1錠) 5,346円 定期配送 178円(試算) 64,152円(参考値) 1,650円 別途 550円 1ヶ月 明記あり クレジットカード、デビットカード、Paidy(あと払い)、GMO後払い、Jamm(銀行引き落とし)、Amazon Pay
スマクリED国内薬 タダラフィル2.5mg(1日1錠) 6,980円 3ヶ月配送 232円(試算) 83,760円(参考値) 無料 込み 3ヶ月 明記なし クレジットカード、プリペイドカード、Amazon Pay、銀行振込、GMO後払い
5mg(国内で承認されている規格)
Mend当院タダラフィル5mg(1日1錠) 2,980円 12ヶ月契約時 99円 35,760円 無料 込み 1ヶ月 明記あり クレジットカード、PayPay、銀行振込
すぐ薬国内製タダラフィルOD錠5mg(1日1錠) 5,416円(試算) 6ヶ月ごとの定期便 181円 65,000円(参考値) 無料 込み 1ヶ月 明記あり(販売名まで記載) クレジットカード、銀行振込
スマクリED国内薬 タダラフィル5mg(1日1錠) 6,980円 3ヶ月配送 232円(試算) 83,760円(参考値) 無料 込み 3ヶ月 明記なし クレジットカード、プリペイドカード、Amazon Pay、銀行振込、GMO後払い
DMMオンラインクリニック国内製タダラフィル錠5mg(1日1錠) 13,750円〜16,500円 プランにより異なる(公式ページの記載は1ヶ月あたりの幅のみ) —(公式ページで確認できず) —(公式ページで確認できず) 無料 別途 550円 1ヶ月 明記あり クレジットカード、DMMポイント、PayPay
3.5mg / 6mg(国内に承認されている規格がない・海外製)国内未承認の医薬品です。
スマクリEDタダラフィル6mg(1日1錠) 3,980円 3ヶ月配送 132円(試算) 47,760円(参考値) 無料 込み 3ヶ月 国内未承認と明記 クレジットカード、プリペイドカード、Amazon Pay、銀行振込、GMO後払い
ユナイテッドクリニック海外製 低用量タダラフィル3.5mg(1日1錠)大阪なんば院など実店舗でも受けられます 4,980円 再診時 166円 59,760円(参考値) 無料 込み 1ヶ月 国内未承認と明記 クレジットカード、コンビニ決済、代金引換
参考:配合剤(単剤との比較ではありません)タダラフィル単剤ではなく他成分との配合剤のため、 単剤の料金とは比較できません。
イースト駅前クリニックタダラフィル2.5mg+亜鉛10mg 合剤(1日1錠) 8,910円 1ヶ月分(都度購入) 297円(試算) 106,920円(参考値) 無料 別途 1,100円 1ヶ月 院内で調剤した配合剤 クレジットカード、代金引換
  • 2026年10月14日時点の各公式サイト掲載内容です。最新の価格は各公式サイトでご確認ください。
  • 用量ごとに行をまとめています。用量が違うものは条件が違うため、用量のまとまりをまたいだ順位は付けていません。
  • 並び順:各用量のまとまりの中で、月額が低い順。
  • 価格はすべて税込です。表の金額は薬代のみで、診察料・送料は含みません(各列をあわせてご確認ください)。
  • 試算:当メディアが総額を錠数などで割って出した金額です。1円未満は切り捨てています。「試算」の無い金額は、公式サイトの表記をそのまま載せています。
  • 参考値:12ヶ月分のプランがないため、月額を12ヶ月分に換算した参考値です。各クリニックが提示している金額ではありません。
  • 「〜」:公式サイトが1ヶ月あたりの料金を幅で示しているクリニックです。並び順は幅の下限で決めています。プランごとの金額は公式サイトでご確認ください。
  • 配合剤はタダラフィル単剤ではないため、単剤の料金とは比較できません。
  • いずれも自由診療(保険適用外)です。ED目的でのタダラフィル連日服用は国内で承認された用法ではありません。
  • 「—」は公式サイトで確認できなかった項目です。
  • 国内承認薬の明記:各院が処方する薬について、公式サイトが国内で承認されている医薬品だと明記しているかを、公式サイトの文言から載せています。薬そのものを当メディアが調べた結果ではありません。「販売名まで記載」は、販売名または製造販売元まで書かれている院です。『明記あり』は、ED目的の低用量連日服用が国内で承認されているという意味ではありません。国内にはED(勃起不全)の効能を持つタダラフィル製剤もありますが、その承認用法は性行為の前の服用です。国内承認品であっても、ED目的で毎日飲む使い方は国内で承認された用法ではありません(適応外使用)。2026年10月21日時点です。
  • 支払方法:各院の「特定商取引法に基づく表記」の支払方法の欄(読めない院は公式サイトのよくある質問)から、オンライン診療で使えるものを載せています。2026年10月2日時点です。

よくある質問

3.5mgを処方してもらえますか

取り扱いはクリニックによって異なります。 上の表の、用量のまとまりの見出しで確認できます。

処方を受けられるかどうかは、医師の診察により判断されます。

国内で承認されている規格のほうが安全ですか

安全かどうかを、承認の有無だけで決めることはできません。

承認されている規格であっても、ED目的の連日服用は適応外使用です。 適応外使用と保険の扱いについては タダラフィルは保険適用になる?にまとめています。

このページで示したのは、制度上の扱いの違いであって、 安全性そのものの比較ではありません。

服用の可否と、どの規格を用いるかは、医師にご相談ください。

5mgを買って半分に割れば2.5mgになりますか

割ることを前提とした規格ではありません。 用量の調整については デイリータダラフィル2.5mgと5mgの違いを ご覧ください。

海外製のほうが安いのはなぜですか

料金の内訳はクリニックによって異なり、 このページで理由を断定することはできません。

上の表では、診察料・送料・最低契約期間を別の列に出しています。 薬代だけでなく、条件を含めてご確認ください。

出典と確かめた日

オンライン診療の料金の表(7院)

各院の公式サイトの掲載内容を、上の日に確かめました。料金の改定などで内容が変わることがあります。申し込みの前に各院の公式サイトでご確認ください。

本治療に関する注意事項

  • 本治療は自由診療(保険適用外)です。費用は全額自己負担となります。
  • タダラフィルは国内で勃起不全(性行為の前に服用する用法)や前立腺肥大症等の治療薬として承認されていますが、 ED治療を目的とした連日服用は国内で承認された用法ではなく、適応外使用です。
  • 適応外使用のため、重篤な副作用が生じた場合も 医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。
  • 本サービスは20歳以上の方を対象としています。
  • 服用の可否は医師の診察により判断されます。自己判断で服用しないでください。
  • 硝酸剤(ニトログリセリン等)やリオシグアトを使用中の方、重度の心疾患・肝障害がある方などは服用できません。 毎日飲む用法の製品では、重度の腎障害がある方も服用できません。 条件は製品ごとに異なるため、医師が添付文書の禁忌で確認します。
  • 亜硝酸系の吸入剤(ラッシュ・ポッパーズ等)を使用している方、または使用する予定のある方は服用できません。 併用すると急激な血圧低下を起こすおそれがあるためです。
  • 効果・副作用には個人差があります。
  • 諸外国の情報:米国ではEDに対し、タダラフィル2.5mgを1日1回服用し、 効果と忍容性に応じて5mgに増量する用法が承認されています。EUでも2.5mg・5mgの1日1回の用法があります。 海外の添付文書でも、硝酸剤との併用による過度の血圧低下、持続勃起、突然の視力・聴力の低下、 心血管系の事象などへの注意が示されています。 海外での承認は、日本でのED目的の連日服用の承認や、すべての方に対する安全性を意味するものではありません。

お問い合わせ先:info@medical-ishin.com