タダラフィル6mgとは?国内で承認されている規格との違いと、海外製の表示

この記事の要点

  • タダラフィル6mgは、国内で承認されているどの製品にもない規格です。国内の錠剤の規格は2.5mg・5mg・10mg・20mgです。
  • 6mgを処方しているクリニックは、公式サイトに「海外」「国内未承認」と書いています。原文と出典を載せています。
  • 国内承認品に替えるかどうか、どの規格にするかは、診察した医師が判断します。
目次
  1. 結論:6mgは、国内で承認されている製品にはない規格です
  2. 「6mg 海外」:6mgを処方しているクリニックの記載
  3. 6mgと国内承認品で、違うこと・違わないこと
  4. 「6mg 価格」:料金は表の「3.5mg / 6mg」のまとまりで見られます
  5. 国内承認品に替えたいとき
  6. よくある質問
  7. 出典と確かめた日
  8. 本治療に関する注意事項

公開日 / 最終更新日 / 料金の確認日

デイリータダラフィルの料金表を見ると、2.5mgや5mgのほかに「6mg」という規格が出てくることがあります。

このページでは、6mgが国内で承認されている規格なのか、 「海外」と書かれているのは何を指すのか、料金はどこで見られるのかを、 PMDA(医薬品医療機器総合機構)の公表資料と、各クリニックの公式サイトの記載から整理します。

結論:6mgは、国内で承認されている製品にはない規格です

PMDAの医療用医薬品の検索で、一般名「タダラフィル」を引くと37件の製品が出てきます(2026年10月20日)。 錠剤の規格は2.5mg・5mg・10mg・20mgで、6mgの製品はありません。 3mg・3.5mgも同じです。薬局で買える要指導医薬品の検索でも、出てくるのは10mgの1製品だけです。

製品 規格 効能・効果(添付文書) 飲み方(添付文書)
ザルティア錠と、その後発品(名前の末尾がZA) 2.5mg・5mg 前立腺肥大症に伴う排尿障害 1日1回
シアリス錠 5mg・10mg・20mg 勃起不全 性行為の約1時間前。1日1回まで
シアリス錠の後発品(名前の末尾がCI) 10mg・20mg 勃起不全 性行為の約1時間前。1日1回まで
シアリス(要指導医薬品) 10mg ぼっ起不全 性行為の約1時間前。1日1錠まで

(出典:シアリス錠 添付文書・ ザルティア錠 添付文書・ 要指導医薬品 シアリス。いずれもPMDA)

(肺動脈性肺高血圧症の薬アドシルカ錠とその後発品もタダラフィル錠で、規格は20mgです。効能が違うため、この表には入れていません。)

後発品の名前の末尾(ZA・CI)の違いは タダラフィル ジェネリックで整理しています。

「6mg 海外」:6mgを処方しているクリニックの記載

国内には6mgの製品がありません。 比較表で「3.5mg / 6mg」のまとまりにあるクリニックは、処方する薬について、公式サイトに次のように書いています (右の列は、公式サイトで国内承認薬と明記しているかを、決まった基準で当てはめたものです)。

クリニック 公式サイトの記載(原文) 国内承認薬の明記
スマクリED(6mg) 「当院で処方するタダラフィル3.0mg・6.0mg・8.0mgは、国内承認薬と同じ有効成分を含みますが、当院で処方する製品自体が日本国内で承認されていないこと、3.0mg・6.0mg・8.0mgの含有量が国内で承認されたED治療薬の含有量と異なること、継続的に服用する方法が日本国内で承認されたED治療薬の用法・用量と異なることから、国内未承認医薬品かつ国内未承認の用法・用量として処方します。」(公式ページ・2026年10月21日確認) 国内未承認と明記
ユナイテッドクリニック 「当院では、男性機能の維持や血管の健康管理を目的とした自由診療の選択肢として、海外製の低用量タダラフィル(3.5mg)を使用する場合があります。この医薬品は、日本国内では前立腺肥大症治療薬として承認されていますが、ED治療や健康維持目的での毎日服用は未承認のため、万が一重篤な副作用が発生した場合には、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる可能性があります。」(公式ページ・2026年10月21日確認) 国内未承認と明記

公式サイトには、医師が手続きを経て海外から輸入していることも書かれています。 医師が治療に用いるために医薬品を輸入する手続きは、厚生労働省が「輸入確認」として定めています (2020年9月に「薬監証明」から切り替わりました)。

(出典:厚生労働省 医薬品等の個人輸入について)

クリニックが処方する海外製の製剤と、個人が通販で買う製品は、経路が違います。 個人で輸入する場合については タダラフィルの通販・個人輸入で何が起きるのかで、厚生労働省が公表している内容を整理しています。

6mgと国内承認品で、違うこと・違わないこと

違うこと

  • 国内承認品には、日本語の添付文書があり、PMDAのサイトで誰でも読めます。製造販売元も書かれています。 海外製の6mgには、これにあたる国内の文書がありません。
  • 医薬品副作用被害救済制度について、PMDAは対象となる医薬品を次のように説明しています。

「医薬品」とは製造販売の承認・許可を受けた医薬品であり、病院・診療所で処方された医療用医薬品、薬局・ドラッグストアで購入した要指導医薬品、一般用医薬品のいずれも含まれます。

(出典:PMDA 医薬品副作用被害救済制度の給付対象)

違わないこと

  • ED目的で毎日飲む使い方は、国内承認品でも承認された用法ではありません(適応外使用)。 上の表のとおり、毎日1回の飲み方で承認されているのは前立腺肥大症の薬(ザルティア錠とZA)です。
  • そのため、国内承認品を毎日飲む場合も、救済制度の給付の対象とならない場合があり、給付を保証することはできません。 制度のしくみは医薬品副作用被害救済制度 とはにまとめています。

mgの数字だけで、効き目を比べることはできません。 製剤も承認の有無も違うためです。

「6mg 価格」:料金は表の「3.5mg / 6mg」のまとまりで見られます

比較表では、国内で承認されている規格(2.5mg・5mg)と、6mgのような承認されている規格がないものを、 別のまとまりに分けています。 まとまりをまたいだ順位は付けていません。 規格も承認の有無も違うものを1列に並べると、金額だけが比べられてしまうためです。

この表のタダラフィル(3.5mg・6mg)は、国内で承認されている規格がない、国内未承認の医薬品です。国内で承認されている規格(2.5mg・5mg)とは分けて載せています。

デイリータダラフィルの料金比較
クリニック 月額 料金の条件 1回あたり 12ヶ月総額 診察料 送料 最低契約期間 国内承認薬の明記 支払方法
3.5mg / 6mg(国内に承認されている規格がない・海外製)国内未承認の医薬品です。
スマクリEDタダラフィル6mg(1日1錠) 3,980円 3ヶ月配送 132円(試算) 47,760円(参考値) 無料 込み 3ヶ月 国内未承認と明記 クレジットカード、プリペイドカード、Amazon Pay、銀行振込、GMO後払い
ユナイテッドクリニック海外製 低用量タダラフィル3.5mg(1日1錠)大阪なんば院など実店舗でも受けられます 4,980円 再診時 166円 59,760円(参考値) 無料 込み 1ヶ月 国内未承認と明記 クレジットカード、コンビニ決済、代金引換
  • 2026年10月14日時点の各公式サイト掲載内容です。最新の価格は各公式サイトでご確認ください。
  • 用量ごとに行をまとめています。用量が違うものは条件が違うため、用量のまとまりをまたいだ順位は付けていません。
  • 並び順:各用量のまとまりの中で、月額が低い順。
  • 価格はすべて税込です。表の金額は薬代のみで、診察料・送料は含みません(各列をあわせてご確認ください)。
  • 試算:当メディアが総額を錠数などで割って出した金額です。1円未満は切り捨てています。「試算」の無い金額は、公式サイトの表記をそのまま載せています。
  • 参考値:12ヶ月分のプランがないため、月額を12ヶ月分に換算した参考値です。各クリニックが提示している金額ではありません。
  • いずれも自由診療(保険適用外)です。ED目的でのタダラフィル連日服用は国内で承認された用法ではありません。
  • 「—」は公式サイトで確認できなかった項目です。
  • 国内承認薬の明記:各院が処方する薬について、公式サイトが国内で承認されている医薬品だと明記しているかを、公式サイトの文言から載せています。薬そのものを当メディアが調べた結果ではありません。「販売名まで記載」は、販売名または製造販売元まで書かれている院です。『明記あり』は、ED目的の低用量連日服用が国内で承認されているという意味ではありません。国内にはED(勃起不全)の効能を持つタダラフィル製剤もありますが、その承認用法は性行為の前の服用です。国内承認品であっても、ED目的で毎日飲む使い方は国内で承認された用法ではありません(適応外使用)。2026年10月21日時点です。
  • 支払方法:各院の「特定商取引法に基づく表記」の支払方法の欄(読めない院は公式サイトのよくある質問)から、オンライン診療で使えるものを載せています。2026年10月2日時点です。

2.5mg・5mgを含む全体の表は デイリータダラフィルの料金比較にあります。 診察料・送料・最低契約期間も、あわせてご確認ください。

国内承認品に替えたいとき

国内に6mgの製品はないため、6mgと同じ規格の国内承認品はありません。 替えるかどうか、どの規格にするかは、診察した医師が判断します。

国内承認品と海外製の見分け方と、替えるときに医師へ伝えることは 国内承認 タダラフィルにまとめています。

よくある質問

海外製の6mgから国内製に替えられますか

国内承認品のタダラフィルを処方しているクリニックで診察を受け、医師が判断します。 国内に6mgの製品はないため、同じ6mgのまま国内承認品にすることはできません。 どの規格にするかは、いま飲んでいる薬や体の状態をもとに、医師が決めます。

診察では、いま飲んでいる薬の名前と規格を伝えてください。 厚生労働省のオンライン診療の指針は、医師が患者の飲んでいる薬を確かめること、 患者が医師に正確に伝えることを求めています (出典:オンライン診療の適切な実施に関する指針(令和8年4月改訂) Ⅴ1(5))。

6mgは5mgより効きますか

mgの数字だけでは比べられません。 6mgは海外の製剤で、国内の製品とは製剤も承認の有無も違います。 どの規格が合うかは、医師が判断します。

3.5mgや3mgも同じですか

どちらも、国内で承認されている製品にはない規格です。 3.5mgについてはタダラフィル 3.5mgで整理しています。

海外製の6mgは救済制度の対象になりますか

PMDAは、制度の対象となる医薬品を「製造販売の承認・許可を受けた医薬品」と説明しています。 海外製は国内で承認された製品ではないため、制度の対象ではありません。 ED目的で毎日飲む使い方は国内承認品でも適応外使用で、給付の対象とならない場合があり、給付を保証することはできません。

出典と確かめた日

オンライン診療の料金の表(2院)

各院の公式サイトの掲載内容を、上の日に確かめました。料金の改定などで内容が変わることがあります。申し込みの前に各院の公式サイトでご確認ください。

本治療に関する注意事項

  • 本治療は自由診療(保険適用外)です。費用は全額自己負担となります。
  • タダラフィルは国内で勃起不全(性行為の前に服用する用法)や前立腺肥大症等の治療薬として承認されていますが、 ED治療を目的とした連日服用は国内で承認された用法ではなく、適応外使用です。
  • 適応外使用のため、重篤な副作用が生じた場合も 医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。
  • 本サービスは20歳以上の方を対象としています。
  • 服用の可否は医師の診察により判断されます。自己判断で服用しないでください。
  • 硝酸剤(ニトログリセリン等)やリオシグアトを使用中の方、重度の心疾患・肝障害がある方などは服用できません。 毎日飲む用法の製品では、重度の腎障害がある方も服用できません。 条件は製品ごとに異なるため、医師が添付文書の禁忌で確認します。
  • 亜硝酸系の吸入剤(ラッシュ・ポッパーズ等)を使用している方、または使用する予定のある方は服用できません。 併用すると急激な血圧低下を起こすおそれがあるためです。
  • 効果・副作用には個人差があります。
  • 諸外国の情報:米国ではEDに対し、タダラフィル2.5mgを1日1回服用し、 効果と忍容性に応じて5mgに増量する用法が承認されています。EUでも2.5mg・5mgの1日1回の用法があります。 海外の添付文書でも、硝酸剤との併用による過度の血圧低下、持続勃起、突然の視力・聴力の低下、 心血管系の事象などへの注意が示されています。 海外での承認は、日本でのED目的の連日服用の承認や、すべての方に対する安全性を意味するものではありません。

お問い合わせ先:info@medical-ishin.com