院で出る海外製(6mg・3.5mg)や配合剤と、通販の個人輸入品は何が違う?

この記事の要点

  • クリニックで処方される海外製のタダラフィルについて、比較表の院は、医師の判断で手続きを経て海外から輸入していると公式サイトに書いています。個人輸入は、本人が自分で使うために輸入するものです。
  • 未承認医薬品等を使う院には、入手経路や国内の承認医薬品の有無などを示すことが求められ、各院の公式サイトに載っています。個人輸入の製品には、こうした院の表示がありません。
  • 院内で調剤した配合剤は、国内製のタダラフィルを原料にした院の調剤で、海外製の製品とは別のものです。
目次
  1. 結論:違うのは「入手の経路」と「院の表示」です
  2. 比較表に出てくる海外製と配合剤の入手経路
  3. 院の公式サイトに表示されること
  4. 通販の個人輸入品と、何が違うか
  5. 海外製を処方されているときに確かめられること
  6. 料金
  7. よくある質問
  8. 出典と確かめた日
  9. 本治療に関する注意事項

公開日 / 最終更新日 / 料金の確認日

デイリータダラフィルの料金表には、国内で承認されている規格(2.5mg・5mg)のほかに、海外製の6mg・3.5mgや、 院内で調剤した配合剤が出てきます。 通販サイトでも、海外製のタダラフィルが個人輸入の形で売られています。

このページでは、院で処方される海外製・配合剤と、通販の個人輸入品の違いを、 誰がどの経路で手に入れるかと、院の公式サイトに何が表示されるかの2点から、 各院の公式サイトの原文と厚生労働省の公表資料で整理します。安全性を比べるページではありません。

結論:違うのは「入手の経路」と「院の表示」です

  • 入手の経路:比較表の院は、海外製について「医師の判断」で「手続き」を経て海外から輸入していると、公式サイトに書いています。個人輸入は、本人が自分で使うために輸入するものです。
  • 院の表示:未承認医薬品等を使う院には、入手経路・国内の承認医薬品の有無・救済制度の対象にならないことなどを示すことが、厚生労働省の指針で求められています。院の海外製には、院の公式サイトにこの表示があります。個人輸入の製品には、院の表示はありません。
  • 配合剤:比較表の配合剤は、公式サイトに「国内製タダラフィル」を原料に院内で調剤したと書かれています。海外製の製品とは別のものです。

比較表に出てくる海外製と配合剤の入手経路

比較表の「3.5mg / 6mg」のまとまりと配合剤のまとまりにある院が、公式サイトに書いている入手経路です(並びは比較表の用量のまとまりの順で、優劣ではありません)。

院・薬 公式サイトの入手経路の記載(原文)
スマクリED(海外製 6mg) 「当院で処方するタダラフィルは、医師が治療に必要と判断し、医師の責任において、医薬品医療機器等法に基づく手続きを経て海外から適法に輸入しています。」(医薬品と安全性・2026年10月27日確認)
ユナイテッドクリニック(海外製 3.5mg) 「海外製タダラフィルは、厚生局が定める正式な手続きに則り、医師の判断のもとで医薬品販売代理店または海外製薬企業から適切に輸入されたものです。」(低用量タダラフィル・2026年10月27日確認)
イースト駅前クリニック(配合剤 タダラケア) 「国内製タダラフィルに国内で入手した亜鉛やその他の原料を加え、クリニック内の調剤室にて医師の指導の下、調剤を実施しています。」(ED のページ・2026年10月21日確認)

2つの院の海外製について、製品の名前・製造国・製造元は、公式サイトの入手経路の記載には見つかりませんでした。 処方される製品の名前と製造元は、受診のときにクリニックに尋ねると確かめられます。

海外から医薬品を輸入するときの証明の手続きについて、厚生労働省は 「これまで薬監証明を取得して輸入を行っていたものについては、令和2年9月1日以降、薬監証明に代えて輸入確認証を取得していただくことになりました。」としています (出典:厚生労働省 医薬品等の個人輸入について・2026年10月27日確認)。

6mg・3.5mgが国内の製品に無い規格であることは、タダラフィル 6mgにまとめています。

院の公式サイトに表示されること

厚生労働省の医療広告等ガイドラインは、自由診療で未承認医薬品等を使う院に、 未承認医薬品等であること・入手経路・国内の承認医薬品等の有無・諸外国の安全性等の情報・救済制度の対象にならないことを、 サイトに示すよう求めています(5つの項目の一覧は料金を公開しない理由にまとめています)。 入手経路については、次のように定めています。

(ⅱ)入手経路等の明示 医師等の個人輸入による未承認医薬品等を用いる場合は、その旨を明記すること。

(出典:医療広告等ガイドライン 第3-3 2。令和8年3月30日最終改正。2026年10月20日確認)

海外製を処方する2つの院は、入手経路のほかの項目について、公式サイトに次のように書いています。

国内の承認医薬品等の有無

  • スマクリED:「日本国内には、タダラフィルを有効成分とする勃起不全治療用の承認医薬品があります。」
  • ユナイテッドクリニック:「タダラフィル5mg製剤(例:ザルティア等)は、前立腺肥大症治療薬として国内承認済みです。」

諸外国の情報

  • スマクリED:「国や地域によっては、低用量のタダラフィルを継続的に服用する治療方法が承認または実施されていますが、承認されている効能・効果、含有量および使用方法は国や地域によって異なります。」

救済制度

  • スマクリED:「一方、当院で処方する海外製未承認医薬品や、日本国内で承認されていない含有量、効能・効果または用法・用量による治療は、公的な救済制度の対象外となります。」
  • ユナイテッドクリニック:「医薬品副作用被害救済制度の対象外となる可能性があります。」

(出典:スマクリ 医薬品と安全性・ユナイテッドクリニック 低用量タダラフィル・2026年10月27日確認)

院の公式サイトのこれらの表示は、受診の前に読めます。 どの項目がどう書かれているかは院によって違うので、原文でご確認ください。

通販の個人輸入品と、何が違うか

院で処方される海外製 通販の個人輸入品
輸入するのは 院(公式サイトに、医師の判断で手続きを経て輸入と書かれている) 本人(自分で使うための輸入)
誰が渡すか 医師の診察のうえで、院が処方する 通販サイトから本人に届く
院の表示 入手経路・国内の承認医薬品の有無・救済制度などが院の公式サイトにある 院の表示は無い
救済制度 院の公式サイトに「対象外」(または「対象外となる可能性があります」)と書かれている 厚生労働省は「救済対象となりません。」としている

個人輸入について、厚生労働省は次のようにしています。

輸入者自身が自己の個人的な使用に供することが前提ですので、輸入した医薬品等を、ほかの人へ売ったり、譲ったりすることは認められません。

(出典:厚生労働省 医薬品等の個人輸入について・医薬品等を海外から購入しようとされる方へ・2026年10月27日確認)

個人輸入で起きうることとして厚生労働省が公表している内容は、タダラフィル 通販 危険で整理しています。

院で処方される海外製でも、国内で承認された製品ではありません。 そして、国内承認品であっても、EDを目的に毎日飲む使い方は承認された用法ではありません(適応外使用)。 院で処方される海外製は国内で承認された製品ではないため、救済制度の対象になりません。国内承認品の適応外使用でも、給付の対象とならない場合があり、給付を保証することはできません。

海外製を処方されているときに確かめられること

  • 処方されている薬の規格(mg)と製品の名前・製造元(院に尋ねると確かめられます)
  • 院の公式サイトの、入手経路と国内の承認医薬品等の有無の欄
  • 国内で承認されている製品に替えたいときは、いま飲んでいる薬の名前と規格を医師に伝える(替えるかどうか・どの規格にするかは医師が判断します)

国内承認品の見分け方は国内承認 タダラフィルにまとめています。

料金

海外製(3.5mg / 6mg)と配合剤は、国内で承認されている規格(2.5mg・5mg)とは用量のまとまりを分けて載せています。まとまりをまたいだ順位は付けていません。

デイリータダラフィルの料金比較
クリニック 月額 料金の条件 1回あたり 12ヶ月総額 診察料 送料 最低契約期間 国内承認薬の明記 支払方法
2.5mg(国内で承認されている規格)Mendは2.5mgを扱っていません。
クリニックフォアデイリータダラフィル2.5mg(1日1錠) 5,346円 定期配送 178円(試算) 64,152円(参考値) 1,650円 別途 550円 1ヶ月 明記あり クレジットカード、デビットカード、Paidy(あと払い)、GMO後払い、Jamm(銀行引き落とし)、Amazon Pay
スマクリED国内薬 タダラフィル2.5mg(1日1錠) 6,980円 3ヶ月配送 232円(試算) 83,760円(参考値) 無料 込み 3ヶ月 明記なし クレジットカード、プリペイドカード、Amazon Pay、銀行振込、GMO後払い
5mg(国内で承認されている規格)
Mend当院タダラフィル5mg(1日1錠) 2,980円 12ヶ月契約時 99円 35,760円 無料 込み 1ヶ月 明記あり クレジットカード、PayPay、銀行振込
すぐ薬国内製タダラフィルOD錠5mg(1日1錠) 5,416円(試算) 6ヶ月ごとの定期便 181円 65,000円(参考値) 無料 込み 1ヶ月 明記あり(販売名まで記載) クレジットカード、銀行振込
スマクリED国内薬 タダラフィル5mg(1日1錠) 6,980円 3ヶ月配送 232円(試算) 83,760円(参考値) 無料 込み 3ヶ月 明記なし クレジットカード、プリペイドカード、Amazon Pay、銀行振込、GMO後払い
DMMオンラインクリニック国内製タダラフィル錠5mg(1日1錠) 13,750円〜16,500円 プランにより異なる(公式ページの記載は1ヶ月あたりの幅のみ) —(公式ページで確認できず) —(公式ページで確認できず) 無料 別途 550円 1ヶ月 明記あり クレジットカード、DMMポイント、PayPay
3.5mg / 6mg(国内に承認されている規格がない・海外製)国内未承認の医薬品です。
スマクリEDタダラフィル6mg(1日1錠) 3,980円 3ヶ月配送 132円(試算) 47,760円(参考値) 無料 込み 3ヶ月 国内未承認と明記 クレジットカード、プリペイドカード、Amazon Pay、銀行振込、GMO後払い
ユナイテッドクリニック海外製 低用量タダラフィル3.5mg(1日1錠)大阪なんば院など実店舗でも受けられます 4,980円 再診時 166円 59,760円(参考値) 無料 込み 1ヶ月 国内未承認と明記 クレジットカード、コンビニ決済、代金引換
参考:配合剤(単剤との比較ではありません)タダラフィル単剤ではなく他成分との配合剤のため、 単剤の料金とは比較できません。
イースト駅前クリニックタダラフィル2.5mg+亜鉛10mg 合剤(1日1錠) 8,910円 1ヶ月分(都度購入) 297円(試算) 106,920円(参考値) 無料 別途 1,100円 1ヶ月 院内で調剤した配合剤 クレジットカード、代金引換
  • 2026年10月14日時点の各公式サイト掲載内容です。最新の価格は各公式サイトでご確認ください。
  • 用量ごとに行をまとめています。用量が違うものは条件が違うため、用量のまとまりをまたいだ順位は付けていません。
  • 並び順:各用量のまとまりの中で、月額が低い順。
  • 価格はすべて税込です。表の金額は薬代のみで、診察料・送料は含みません(各列をあわせてご確認ください)。
  • 試算:当メディアが総額を錠数などで割って出した金額です。1円未満は切り捨てています。「試算」の無い金額は、公式サイトの表記をそのまま載せています。
  • 参考値:12ヶ月分のプランがないため、月額を12ヶ月分に換算した参考値です。各クリニックが提示している金額ではありません。
  • 「〜」:公式サイトが1ヶ月あたりの料金を幅で示しているクリニックです。並び順は幅の下限で決めています。プランごとの金額は公式サイトでご確認ください。
  • 配合剤はタダラフィル単剤ではないため、単剤の料金とは比較できません。
  • いずれも自由診療(保険適用外)です。ED目的でのタダラフィル連日服用は国内で承認された用法ではありません。
  • 「—」は公式サイトで確認できなかった項目です。
  • 国内承認薬の明記:各院が処方する薬について、公式サイトが国内で承認されている医薬品だと明記しているかを、公式サイトの文言から載せています。薬そのものを当メディアが調べた結果ではありません。「販売名まで記載」は、販売名または製造販売元まで書かれている院です。『明記あり』は、ED目的の低用量連日服用が国内で承認されているという意味ではありません。国内にはED(勃起不全)の効能を持つタダラフィル製剤もありますが、その承認用法は性行為の前の服用です。国内承認品であっても、ED目的で毎日飲む使い方は国内で承認された用法ではありません(適応外使用)。2026年10月21日時点です。
  • 支払方法:各院の「特定商取引法に基づく表記」の支払方法の欄(読めない院は公式サイトのよくある質問)から、オンライン診療で使えるものを載せています。2026年10月2日時点です。

料金の見方はデイリータダラフィルの料金比較にまとめています。

よくある質問

院で出る海外製は、通販で売られている製品と同じものですか

比較表の院の公式サイトの入手経路の記載には、製品の名前・製造国・製造元は見つかりませんでした。同じ製品かどうかは、公式サイトの記載からは分かりません。処方される製品の名前と製造元は、受診のときに院に尋ねると確かめられます。

配合剤は海外製ですか

比較表の配合剤(イースト駅前クリニックのタダラケア)は、公式サイトに「国内製タダラフィルに国内で入手した亜鉛やその他の原料を加え、クリニック内の調剤室にて医師の指導の下、調剤を実施しています。」と書かれています。院が調剤したもので、配合剤そのものは承認された製品ではありません。

院で処方された海外製は、救済制度の対象になりますか

医療広告等ガイドラインは、未承認医薬品の使用は救済対象にならないことを示すよう院に求めています。比較表の院の公式サイトにも、対象外(ユナイテッドクリニックは「対象外となる可能性があります」)と書かれています。制度のしくみは医薬品副作用被害救済制度 とはにまとめています。

個人輸入の通販サイトを教えてもらえますか

このメディアでは、個人輸入の通販サイトの名前・リンク・価格は載せていません。

出典と確かめた日

オンライン診療の料金の表(7院)

各院の公式サイトの掲載内容を、上の日に確かめました。料金の改定などで内容が変わることがあります。申し込みの前に各院の公式サイトでご確認ください。

本治療に関する注意事項

  • 本治療は自由診療(保険適用外)です。費用は全額自己負担となります。
  • タダラフィルは国内で勃起不全(性行為の前に服用する用法)や前立腺肥大症等の治療薬として承認されていますが、 ED治療を目的とした連日服用は国内で承認された用法ではなく、適応外使用です。
  • 適応外使用のため、重篤な副作用が生じた場合も 医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。
  • 本サービスは20歳以上の方を対象としています。
  • 服用の可否は医師の診察により判断されます。自己判断で服用しないでください。
  • 硝酸剤(ニトログリセリン等)やリオシグアトを使用中の方、重度の心疾患・肝障害がある方などは服用できません。 毎日飲む用法の製品では、重度の腎障害がある方も服用できません。 条件は製品ごとに異なるため、医師が添付文書の禁忌で確認します。
  • 亜硝酸系の吸入剤(ラッシュ・ポッパーズ等)を使用している方、または使用する予定のある方は服用できません。 併用すると急激な血圧低下を起こすおそれがあるためです。
  • 効果・副作用には個人差があります。
  • 諸外国の情報:米国ではEDに対し、タダラフィル2.5mgを1日1回服用し、 効果と忍容性に応じて5mgに増量する用法が承認されています。EUでも2.5mg・5mgの1日1回の用法があります。 海外の添付文書でも、硝酸剤との併用による過度の血圧低下、持続勃起、突然の視力・聴力の低下、 心血管系の事象などへの注意が示されています。 海外での承認は、日本でのED目的の連日服用の承認や、すべての方に対する安全性を意味するものではありません。

お問い合わせ先:info@medical-ishin.com