デイリータダラフィルとは?毎日飲む低用量タダラフィルの用法・承認・費用の全体

この記事の要点

  • デイリータダラフィルは、タダラフィルの2.5mg・5mgを1日1回、毎日飲む方法の呼び名です。添付文書でこの用法が定められている効能は、前立腺肥大症に伴う排尿障害です。
  • ED(勃起不全)を目的に毎日飲むのは、国内で承認された用法ではなく、適応外使用です。自由診療(保険適用外)で、医薬品副作用被害救済制度の対象外になります。
  • 処方を受けるには医師の診察が必要です。飲めない人(禁忌)があり、効果や副作用には個人差があります。

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  1. 0:00 はじめに
  2. 0:24 タダラフィルの飲み方と規格
  3. 0:53 承認の範囲(ED・前立腺肥大症)
  4. 1:51 市販のタダラフィル
  5. 2:18 飲めない人(禁忌)
  6. 2:56 タダラフィルの副作用
  7. 3:07 受診の目安
  8. 3:18 処方の受け方
  9. 3:39 まとめ
目次
  1. 結論:毎日飲む用法の効能は前立腺肥大症。ED目的では適応外使用です
  2. 1. 用量と製品:国内の製品は2.5mgと5mg
  3. 2. 承認と用法:効能と飲み方の組み合わせで決まっています
  4. 3. 飲めない人と副作用
  5. 4. 費用:自由診療で、料金は院ごとに違います
  6. 5. 受け方:医師の診察を受けて処方されます
  7. 6. EDそのものと、言葉の意味
  8. よくある質問
  9. 出典と確かめた日
  10. 本治療に関する注意事項

公開日 / 最終更新日 / 料金の確認日

デイリータダラフィルは、タダラフィルという成分の薬を、低い用量(2.5mg・5mg)で1日1回、毎日飲む方法の呼び名です。 薬の名前ではなく、飲み方の呼び名です。

このページでは、用法・承認・費用・受け方の全体を、添付文書と公的な資料からまとめます。 くわしい話は、それぞれのページに分けています。

結論:毎日飲む用法の効能は前立腺肥大症。ED目的では適応外使用です

要点 くわしく
何を飲むか タダラフィルの2.5mg・5mgの錠剤を1日1回 下の「1. 用量と製品」
承認されている効能 低用量を毎日飲む用法は前立腺肥大症に伴う排尿障害の効能のもの 下の「2. 承認と用法」
EDの目的では 国内で承認された用法ではなく、適応外使用 同上
費用 自由診療(保険適用外)。全額自己負担 下の「4. 費用」
受け方 医師の診察を受けて処方される(オンライン診療・通院) 下の「5. 受け方」

(出典:タダラフィル錠5mgZA「サワイ」電子添文 4. 効能又は効果・6. 用法及び用量(2024年5月改訂・第2版)、シアリス錠 添付文書 4.・6.(2024年11月改訂・第4版)。2026年10月26日に確認)

効き方・副作用には個人差があります。 このページは、効果を約束するものではありません。

1. 用量と製品:国内の製品は2.5mgと5mg

低い用量(2.5mg・5mg)を毎日1回飲む用法を持つタダラフィルの製品は、国内ではザルティア錠と、 販売名の末尾に「ZA」が付く後発品(ジェネリック)です (肺動脈性肺高血圧症の薬(アドシルカ錠・末尾が「AD」の後発品)は、効能も量も別の薬です)。

クリニックの料金表には、3.5mgや6mgといった数字も見かけます。 国内で承認されているタダラフィル錠の規格は2.5mg・5mg・10mg・20mgで、3.5mg・6mgの製品はありません。

2. 承認と用法:効能と飲み方の組み合わせで決まっています

タダラフィル錠5mgZA「サワイ」の電子添文には、次のように書かれています。

効能又は効果 前立腺肥大症に伴う排尿障害

用法及び用量 通常、成人には1日1回タダラフィルとして5mgを経口投与する。

(出典:タダラフィル錠2.5mgZA「サワイ」/5mgZA「サワイ」電子添文 4.・6.。2024年5月改訂・第2版/沢井製薬。2026年10月26日にPMDAで確認)

一方、勃起不全(ED)の効能で承認されているタダラフィル(シアリス錠など)の用法は、 性行為の約1時間前に飲む形です。毎日飲む用法ではありません。

つまり、「EDの効能」と「毎日飲む用法」の組み合わせは、国内のどの添付文書にもありません。 EDを目的に毎日飲むのは適応外使用で、国内で承認された使い方ではありません。

3. 飲めない人と副作用

飲めない人・一緒に使えない薬(禁忌)

タダラフィルには、飲んではいけない人(禁忌)が添付文書に書かれています。 たとえば、硝酸剤・一酸化窒素(NO)供与剤(ニトログリセリンなど)を使っている人、 最近3ヵ月以内に心筋梗塞を起こした人、重度の腎障害・肝障害がある人などです (タダラフィル錠5mgZA「サワイ」電子添文 2. 禁忌)。

そのため、処方の前に医師が、飲んでいる薬や持病を確かめます。

副作用

副作用は、添付文書の「副作用」の項に書かれています。効き方・副作用には個人差があります。

4. 費用:自由診療で、料金は院ごとに違います

EDを目的とした処方は自由診療(保険適用外)で、費用は全額自己負担です。 保険が使えるのは、承認された効能・用法の範囲の治療として医師が処方する場合で、 EDの治療を目的とした処方は含まれません。

毎日飲むタイプを扱うクリニックの料金です。用量ごとに区切って並べています。

デイリータダラフィルの料金比較
クリニック 月額 料金の条件 1回あたり 12ヶ月総額 診察料 送料 最低契約期間 国内承認薬の明記 支払方法
2.5mg(国内で承認されている規格)Mendは2.5mgを扱っていません。
クリニックフォアデイリータダラフィル2.5mg(1日1錠) 5,346円 定期配送 178円(試算) 64,152円(参考値) 1,650円 別途 550円 1ヶ月 明記あり クレジットカード、デビットカード、Paidy(あと払い)、GMO後払い、Jamm(銀行引き落とし)、Amazon Pay
スマクリED国内薬 タダラフィル2.5mg(1日1錠) 6,980円 3ヶ月配送 232円(試算) 83,760円(参考値) 無料 込み 3ヶ月 明記なし クレジットカード、プリペイドカード、Amazon Pay、銀行振込、GMO後払い
5mg(国内で承認されている規格)
Mend当院タダラフィル5mg(1日1錠) 2,980円 12ヶ月契約時 99円 35,760円 無料 込み 1ヶ月 明記あり クレジットカード、PayPay、銀行振込
すぐ薬国内製タダラフィルOD錠5mg(1日1錠) 5,416円(試算) 6ヶ月ごとの定期便 181円 65,000円(参考値) 無料 込み 1ヶ月 明記あり(販売名まで記載) クレジットカード、銀行振込
スマクリED国内薬 タダラフィル5mg(1日1錠) 6,980円 3ヶ月配送 232円(試算) 83,760円(参考値) 無料 込み 3ヶ月 明記なし クレジットカード、プリペイドカード、Amazon Pay、銀行振込、GMO後払い
DMMオンラインクリニック国内製タダラフィル錠5mg(1日1錠) 13,750円〜16,500円 プランにより異なる(公式ページの記載は1ヶ月あたりの幅のみ) —(公式ページで確認できず) —(公式ページで確認できず) 無料 別途 550円 1ヶ月 明記あり クレジットカード、DMMポイント、PayPay
3.5mg / 6mg(国内に承認されている規格がない・海外製)国内未承認の医薬品です。
スマクリEDタダラフィル6mg(1日1錠) 3,980円 3ヶ月配送 132円(試算) 47,760円(参考値) 無料 込み 3ヶ月 国内未承認と明記 クレジットカード、プリペイドカード、Amazon Pay、銀行振込、GMO後払い
ユナイテッドクリニック海外製 低用量タダラフィル3.5mg(1日1錠)大阪なんば院など実店舗でも受けられます 4,980円 再診時 166円 59,760円(参考値) 無料 込み 1ヶ月 国内未承認と明記 クレジットカード、コンビニ決済、代金引換
参考:配合剤(単剤との比較ではありません)タダラフィル単剤ではなく他成分との配合剤のため、 単剤の料金とは比較できません。
イースト駅前クリニックタダラフィル2.5mg+亜鉛10mg 合剤(1日1錠) 8,910円 1ヶ月分(都度購入) 297円(試算) 106,920円(参考値) 無料 別途 1,100円 1ヶ月 院内で調剤した配合剤 クレジットカード、代金引換
  • 2026年10月14日時点の各公式サイト掲載内容です。最新の価格は各公式サイトでご確認ください。
  • 用量ごとに行をまとめています。用量が違うものは条件が違うため、用量のまとまりをまたいだ順位は付けていません。
  • 並び順:各用量のまとまりの中で、月額が低い順。
  • 価格はすべて税込です。表の金額は薬代のみで、診察料・送料は含みません(各列をあわせてご確認ください)。
  • 試算:当メディアが総額を錠数などで割って出した金額です。1円未満は切り捨てています。「試算」の無い金額は、公式サイトの表記をそのまま載せています。
  • 参考値:12ヶ月分のプランがないため、月額を12ヶ月分に換算した参考値です。各クリニックが提示している金額ではありません。
  • 「〜」:公式サイトが1ヶ月あたりの料金を幅で示しているクリニックです。並び順は幅の下限で決めています。プランごとの金額は公式サイトでご確認ください。
  • 配合剤はタダラフィル単剤ではないため、単剤の料金とは比較できません。
  • いずれも自由診療(保険適用外)です。ED目的でのタダラフィル連日服用は国内で承認された用法ではありません。
  • 「—」は公式サイトで確認できなかった項目です。
  • 国内承認薬の明記:各院が処方する薬について、公式サイトが国内で承認されている医薬品だと明記しているかを、公式サイトの文言から載せています。薬そのものを当メディアが調べた結果ではありません。「販売名まで記載」は、販売名または製造販売元まで書かれている院です。『明記あり』は、ED目的の低用量連日服用が国内で承認されているという意味ではありません。国内にはED(勃起不全)の効能を持つタダラフィル製剤もありますが、その承認用法は性行為の前の服用です。国内承認品であっても、ED目的で毎日飲む使い方は国内で承認された用法ではありません(適応外使用)。2026年10月21日時点です。
  • 支払方法:各院の「特定商取引法に基づく表記」の支払方法の欄(読めない院は公式サイトのよくある質問)から、オンライン診療で使えるものを載せています。2026年10月2日時点です。

表の読み方と、薬代のほかにかかる費用はデイリータダラフィルの料金比較にまとめています。

5. 受け方:医師の診察を受けて処方されます

デイリータダラフィルは処方箋が要る薬で、医師の診察を受けて処方されます。 受け方は、オンライン診療と、医療機関への通院があります。

6. EDそのものと、言葉の意味

よくある質問

デイリータダラフィルは何mgですか

2.5mgか5mgを1日1回です。国内でこの用法を持つ製品(ザルティア錠・後発品のZA)の規格が2.5mgと5mgです。 どちらを飲むかは、医師が診察で判断します。

デイリータダラフィルは、EDの薬として承認されていますか

承認されていません。 2.5mg・5mgを毎日1回飲む用法が定められている効能は、前立腺肥大症に伴う排尿障害です。 EDを目的に毎日飲むのは適応外使用です。

薬局やドラッグストアで買えますか

毎日飲むタイプの2.5mg・5mgは、薬局では買えません。 医師の処方が必要です。 薬局で買えるタダラフィルの市販薬は、要指導医薬品の「シアリス」(10mg・エスエス製薬)です。 性行為の約1時間前に飲むもので、毎日飲む用法のものではありません。購入にはチェックシートへの回答と薬剤師の確認が必要です。 詳しくはタダラフィルは市販で買える?をご覧ください。

飲めない人はいますか

います。 添付文書に、飲んではいけない人(禁忌)が書かれています。 たとえば、硝酸剤・一酸化窒素(NO)供与剤(ニトログリセリンなど)を使っている人や、重度の腎障害・肝障害がある人などです。 ほかの条件は、上の「飲めない人・一緒に使えない薬(禁忌)」に書いています。 処方の前に医師が、飲んでいる薬や持病を確かめます。

毎日飲めば効果は保証されますか

保証されません。 効き方・副作用には個人差があります。 飲み続けてよいか、量を変えるかは、医師が診察で判断します。

出典と確かめた日

添付文書は改訂されることがあります。服用については医師・薬剤師にご確認ください。

オンライン診療の料金の表(7院)

各院の公式サイトの掲載内容を、上の日に確かめました。料金の改定などで内容が変わることがあります。申し込みの前に各院の公式サイトでご確認ください。

本治療に関する注意事項

  • 本治療は自由診療(保険適用外)です。費用は全額自己負担となります。
  • タダラフィルは国内で勃起不全(性行為の前に服用する用法)や前立腺肥大症等の治療薬として承認されていますが、 ED治療を目的とした連日服用は国内で承認された用法ではなく、適応外使用です。
  • 適応外使用のため、重篤な副作用が生じた場合も 医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。
  • 本サービスは20歳以上の方を対象としています。
  • 服用の可否は医師の診察により判断されます。自己判断で服用しないでください。
  • 硝酸剤(ニトログリセリン等)やリオシグアトを使用中の方、重度の心疾患・肝障害がある方などは服用できません。 毎日飲む用法の製品では、重度の腎障害がある方も服用できません。 条件は製品ごとに異なるため、医師が添付文書の禁忌で確認します。
  • 亜硝酸系の吸入剤(ラッシュ・ポッパーズ等)を使用している方、または使用する予定のある方は服用できません。 併用すると急激な血圧低下を起こすおそれがあるためです。
  • 効果・副作用には個人差があります。
  • 諸外国の情報:米国ではEDに対し、タダラフィル2.5mgを1日1回服用し、 効果と忍容性に応じて5mgに増量する用法が承認されています。EUでも2.5mg・5mgの1日1回の用法があります。 海外の添付文書でも、硝酸剤との併用による過度の血圧低下、持続勃起、突然の視力・聴力の低下、 心血管系の事象などへの注意が示されています。 海外での承認は、日本でのED目的の連日服用の承認や、すべての方に対する安全性を意味するものではありません。

お問い合わせ先:info@medical-ishin.com